S01|加藤あゆ美

プロフィール

あるマンションの7階に住んでいます。
私の部屋にはベランダがあり、夏の終わり窓を開けて心地の良い風を感じながら今書いていますが、日の入りの前の時間帯、
色んな町の音、声が聞こえてきて、思わず手が止まります。
いつかこの知らない声の人達にも、少しでも早く、
私の作品が届けばとモンモンしている大学3回生です。

Webサイト・SNSアカウント

https://www.instagram.com/hmhmhmakmi/

ステートメント

自粛期間中、私が撮った一番無神経で、一番自分を驚かせた写真。
1ヶ月間四六時中一緒にいた父。
ど真面目で、家族を大事にして、私の尊敬する父。
3年程前、まるで私と兄の厄年を請け負うかのように、網膜剥離で目が悪くなり、
立て続けに1型糖尿病も発覚し、しかも単身赴任が決まり、
たまに見る父の姿は、私の中の父とは違っていた。
コロナを受け、大阪に帰ってきて、
一先ず安心したものの、その父をずっと見るのが辛かった私はただ時が経つのを待っていた。
赴任先に戻る前、「なんとなく」一枚撮らせてと父を撮った。
いつも通りの父の顔。1つ違うのは、左右の瞳孔の大きさ。
「なんとなく」の一枚で、父の辛さをただわかったつもりでしかなかった自分に気が付いた。
今までも、きっとこれからも私を守ってくれる父を、私もこれから守ろうと決めた。
私の矢頃。
(矢頃=物事をするのにちょうどよい時機。)

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