【御苗場受賞者の活躍を紹介】山田洋介『THE FROZEN WORLD』展が京都・ぎをんさかいギャラリーで開催!

「関西御苗場2018」で「ぎをんさかい賞」を受賞した山田洋介さんの写真展が、京都の洋菓子ぎをんさかいの店舗内ギャラリーで7/3~9/3まで開催されます。

「関西御苗場2018」に出展された際は、チベットの大自然をテーマにした作品を展示されていた山田さん。今回の展示では、青森県の八甲田山域で撮影した作品を展示されるそう。

山田さんに作品について、展示に込めた想いをお聞きしました。

展示作品『THE FROZEN WORLD』について

今回の作品は、青森県の八甲田山域をまとめたものになります。
冬の八甲田に通いだして3年目になりますが、始めて八甲田へ撮影に訪れた時、「こんな場所で写真が撮れるか」と思いました。

毎日のように降り続ける雪は道を隠し、腰まで埋まりながら歩くその道は1km歩くのに1時間以上かかり、数分前までは空が見えていたと思えば、一瞬で強風に巻き上げられた雪が視界を奪う。
三脚は深い雪にのまれ、まともにたてれず、カメラを構えた瞬間レンズの前には雪がまとわりつき何も撮影できない。撮影に向かいながらも1枚も撮影できずに戻ってくる日々が続くこともそう珍しいことではありませんでした。

それでもこの冬の八甲田には、自分にとって特別な魅力がありました。

全てが雪に覆われてしまい存在するもの全てが凍りついてしまったかのような世界。
視界を奪っていた吹雪が止んで凍りついた世界に一瞬だけ差し込む光。
深い雪と強風が作り出す自然の造形美。

気づけば、晴れ間が見えている時よりも、人がいなくなる悪天候の日にあえて山に入ることが多くなりました。

今回の展示では、そんな自分しか存在していないかのような真冬の厳しくも美しい八甲田山域を「絶景」そして「静かに深い雪の中に埋もれていくイメージ」の2パターンで、前半、後半の写真差し替えで展示させていただきます。

涼しさを感じることのできる夏のオアシスのような場所に

今回、真夏の京都で真冬の写真を展示させていただくことになりました。

撮影場所である、冬の八甲田は、日本有数の豪雪地帯で世界的に有名な場所になります。気温は-10度以下になることも珍しくなく、山の中では強い風が吹き続け人を拒むという言葉がここまでふさわしく思える場所もそう多くはありません。

一方、京都の夏は気温・湿気のせいで日本一暑い夏ではないのかという人も少なくありません。盆地という地形のため、風が通りにくく、熱が一度こもると下がりにくいこの土地では昼夜問わず熱帯のような暑さが夏の間続きます。

展示させていただくぎをんさかいさんは、京都・祇園に洋菓子店&カフェを開いているお店になります。
日本だけではなく、世界中から多くの観光客が訪れるこの京都で、真冬の八甲田が、少しでも涼しさを感じることのできる夏のオアシスのような場所になれればと願い、展示させていただきます。

『THE FROZEN WORLD』

会期:2019年7月3日(水)~9月3日(火)
時間:11 : 00 – 19 : 00
Webサイト:gion-sakai.com

関西御苗場2019 出展者募集中!


関西御苗場2019(9/13~15開催)では、現在出展者を募集中です。
本記事でご紹介した山田さんのように、御苗場での受賞をきっかけに活躍されている受賞者の方も多くいらっしゃいます。さらに、今回は出展者全員に、写真を観るプロからの個別フィードバックがついてきます!

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